塩保存

塩保存

category:お塩とお料理のおはなし

2017年4月15日放送

塩を使い食品を保存するものと聞くと、魚と肉がすぐに思い浮かびます。
沖縄だと、魚は スクガラス。肉は スーチカーでしょうか?
塩は、マースやスー。チカーは漬ける。塩漬けをスーチャー、カラスなどと言い
言葉の通りに、スーチカーは、豚の三枚肉=バラ肉を塩漬けしたもの。
スクガラスは、スク=アイゴの稚魚を塩漬けしたものです。
どちらも冷蔵庫がなかった時代に保存食として食べられていたもので
琉球王朝時代にはスーチカーは食されていて
王様によってスクガラスの作りかたが発案されたもと伝えらえています。
さて、塩を保存のために利用した最初の地域や物は特定できておらず様々な説があります。
例えば、メソポタミア文明、エジプト文明といった
古代文明・紀元前にはすでに用いられていたと考えらえていて
また、元々は食品の保存が目的ではなく、
魚醬を作る過程で塩が食品の保存にも有効だということが分かり
塩での保存が広がっていったのではないかというものなど。。。です。
さて、冷蔵庫など、食品の保存にはいくつもの方法がある現在ですけど
昔ながらの保存食であるスクガラスやスーチカーはいまも食されています。
単純に美味しいという理由かもしれませんけど
地域の特産物・伝統食として大切にし次世代に残していきたいものです。
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