スターフルーツ 和名:五歛子(ごれんし)

スターフルーツ 和名:五歛子(ごれんし)

category:料理のあれこれ

2018年3月13日

うっすら甘く酸味があり、シャキシャキとした食感のスターフルーツは、今が旬です。

「五斂子」の由来は、果実の横断面が5個の稜(角)をもつ星形をしているところからきています。

原産は南インドなどの熱帯アジアです。

海外では、東南アジア全域や中国南部や台湾、アメリカ、ブラジル、カリブ海周辺、ハワイなど広く栽培されています。

日本では沖縄県や宮崎県で栽培されています。

スターフルーツは「酸味系」と「甘味系」に大別されるそうです。

果物用として「甘味系」を栽培します。

品種は10種類以上ありますが、その中でも沖縄県は優良品種を「美ら星(ちゅらぼし)」と命名し、商標登録しています。

従来品種に比べて長卵形の小型で、糖度が10%程度と高く人気があります。

主に南風原町と宮古島市で栽培されています。

その他に「カーリー」「B-10」「二林」「南星」などの品種があります。

収穫時期のピークは年2回で、沖縄県では9月~11月と1月~3月までです。

それ以外の時期は外国産が出回っています。

沖縄県内では、本島南部の南風原町が主な産地です。

県農林水産部は2015年、スターフルーツの拠点産地として南風原町を認定しました。

栄養成分は、100g当たりエネルギー30kcal、水分91.4g、たんぱく質0.7g、脂質0.1g、炭水化物7.5g、食物繊維1.8g、カリウム140mg、カルシウム5mg、マグネシウム9mg、リン10mg、β-カロテン64μg、ビタミンB1 0.03mg、ビタミンB2 0.02mg、葉酸11μg、ビタミンC 12mgです。

(日本食品標準成分表2015年版 )

栄養の面では、カリウムやビタミンCが豊富で、葉酸、食物繊維も含まれています。

カリウムは高血圧の予防効果が期待できます。

また食物繊維がお腹の調子を整えてくれます。

選び方は、表面に艶があり触ったときに張りがあるもので、重みがあるものを選びます。

緑色のものは未熟なので、常温で追熟させます。

緑色から黄色へ変化していきますが、熟し過ぎない程度の緑色がまだ少し残っている頃が食べ頃です。

完熟するにつれて甘味が強くなります。

完熟したら乾燥を防ぐために、ビニール袋へ入れて冷蔵庫の野菜室に保管します。

未熟なものは、サラダやピクルスに使います。

熟したものは果実をよく水洗いして、フチの部分は硬いので切り落とします。

そのまま皮ごと食べたり、薄くスライスして食べます。

生食や・ジュース・砂糖漬けなどに使います。

おいしい食べ方は、果実の下の方が甘いので縦に切る方がよいです。

また、渋みが気になる場合は、果実の縁と皮を取り除くとよいです。

スターフルーツのカット方法は、次のようにするとよいです。

(参考『スターフルーツ優良品種導入と栽培 技術確立に関する研究・普及』沖縄農業大学校 松村まさと 2013年)

①   果実上部をカットする。

②   果実を5辺にカットする。

③   果実の縁・皮をカットする。

④   果実上部を使って、流れ星を作る。

先日、南風原町のスターフルーツ農園に見学に行きました。

300坪のハウスの中でスターフルーツの木に熟した果実が実っていました。

土は堆肥を使っていて、ほこほこと靴が半分埋まるくらいでした。

「美ら星」と「南星」の2品種を栽培していました。養蜂しているミツバチで受粉しているとのことでした。

スターフルーツは丸かじりが一番おいしいといわれて、実際に丸かじりしました。

ジューシィーで、想像よりも甘く感激しました。

農家さんは、スターフルーツが甘くておいしいことを多くの方に知ってほしい、食べ方も工夫してほしいとのことでした。

皆様のご家庭でもジューシィーで甘い沖縄県産スターフルーツを楽しみましょう!

 

 

山城 尚子

<管理栄養士・ソルトコーディネーター・だしソムリエ>

 第1回「石垣島ピパーツレシピコンテスト」石垣市観光協会長賞、第27回新報音楽コンクール第2位(声楽)。
 沖縄の塩の美味しさと素晴らしさを伝えたいと、積極的に塩を紹介しています。塩は料理のまとめ役で、食材と塩の組み合わせが良いと、塩の量を少なくでき、美味しさがアップします。
 沖縄県民の健康を願い、美味しくキレイに痩せるダイエット料理や料理の基本となるだしを使った風味豊かな料理を提案しています。栄養と音楽と美容の三本柱で活動していきます。沖縄の心を料理で表現したいと心がけています。

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