塩都

塩都

category:塩にまつわるおはなし

2018年8月25日放送

塩の都と書いて、塩都(えんと)とよばれる場所があるのをご存じですか?
古くから製塩が行われてきた歴史があり、
塩の生産地で知られることから、地名とは別に塩都と呼ばれ広く知られています。
四川省にあるその場所では、なかでも塩井を使っての製塩には
古い歴史があるようです。
塩井というのは、塩分を含んだ水を地下からくみ上げ製塩を行っていくもの。
日本では海水からの製塩が行われていますけど
中国だけでなく世界各地には、地下深くに岩塩層のある場所があります。
その岩塩層の塩分が、雨水や地下水に溶けているため
塩分を含んだ水が多く地下深くにあるそうです。
これは古代の地殻変動で、もともと海だった場所が隆起し
海水が地中に閉じ込められ長い年月を経て
岩塩層・塩分を含んだ岩の層になったと考えられています。
塩都での塩井を利用した製塩は1、000年以上も前から行われていたそうです。
いまのような掘削に使う工具や機械があったわけではないですから
掘る技術とそれにかける人々の努力は大変なものだったでしょうね。
ちなみに、その塩井は地下1、000mよりも深く
世界で最も古い塩井なのだそうです。
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